青山学院大学4年生の岸本大紀(きしもとひろのり)さんが、2023年箱根駅伝の復路9区で一気に5人抜きをしたことで8位から一気に3位に浮上したことで大変話題になりました。
岸本大紀さんは以前足の怪我もあったようで、大会に出れない時もありましたが今回の箱根駅伝でも盛り上げてくれました。
そんな岸本大紀さんがなぜ就職先をGOMインターネットグループにしたのか理由を2つ予想して解説していきます。
青学・岸本大紀の進路は?
岸本大紀さんの進路はGOMインターネットグループに内定が決まりました。
同期の他のメンバーの就職先はJR東日本、九電工、大阪ガス、SGホールディイングス、小森コーポレーション、ヤクルト、ALDIESが決まっているそうです。

GOMインターネットグループにも陸上部があり選手のサポートをしています。
岸本大紀の進路はGOMインターネットグループ
岸本大紀さんの希望進路はGOMインターネットグループでインターネットサービスをする大手企業で、内定が決まっているそうです。
GOMインターネットグループとは
本社は東京都渋谷区にありインターネット事業、インターネット広告、金融事業などを行なっている大企業です。
↓GOM代表、熊谷正寿社長がTwitterで喜びを表していました。
熊谷社長から『入社を心待ちにしています』とコメントが入ってますね。来年のニューイヤー駅伝が楽しみです。
GOMインターネットグループには陸上部があり、岸本さんは陸上部に所属予定と思われます。
岸本大紀がGOMを進路に選んだ理由は?
岸本大紀さんがGOMインターネットグループに就職を選んだと考えられる理由を2つ挙げます。
岸本大紀選手がGOMインターネットグループに所属する2つの理由
・大迫傑選手がランナーの指導にあたるから
・青山学院大学の原晋監督がGOMインターネットグループの『EKIDENダイレクター』に就任しているから
この二つと予想されているのではないでしょうか。
大迫傑選手がGOMに実業団登録

2023年元旦にあったニューイヤー駅伝では3区を大迫傑選手が走ったことで話題になりました。
プロランナーとして活躍されている大迫傑(おおさこすぐる)選手は東京オリンピック男子マラソン6位の成績を持ちます。現在、ナイキ所属しており、所属を残したまま2022年10月にプレーイング・ディレクターに就任しGOMインターネットグループに実業団登録をしました。監督、コーチ陣と連携して指導・強化に当たりながらも自身も選手として2023年元旦に行われたニューイヤ駅伝に出場されたそうです。

今回、大迫傑選手の走りにより、11人抜きの快走をし選手たちに刺激を与えました。走り終えた後のインタビューでは来年も選手として出場してもいいと言うコメントがありました。
世界のマラソンを走ってるプロランナーからの指導が受けれると言うことは、岸本さんにとって素晴らしい経験になるはずです。
来年は大迫傑選手と岸本さんの2人の走りが見れるかもしれませんね。
原監督がGOMのEKIDENダイレクターに就任
もう一つの理由として考えられるのは、岸本さんにとって恩師である原監督が、2022年4月1日から『EKIDENダイレクター』として就任したからなのではないでしょうか。
GOMインターネットグループ亀鷹律良(かめたかただよし)監督と青山学院大学の原晋監督は親交が深く、双方ともに常識にとられてない指導が特徴だそうで、価値観も似ているようです。

GOMインターネットグループ陸上部・監督
名前:亀鷹律良(かめたかただよし)
生年月日:1962年3月3日(2023年時点60歳)
出身地:岡山県
実業団選手時代に旭化成陸上部に所属し、ニューイヤー駅伝で区間賞を獲得するなどの活躍をしました。現役引退後、30年間芙蓉、トヨタ紡織、NTN、キヤノン、中央発條で監督を務めました。
この2人の強いサポートと世界で活躍した大迫傑選手の指導のもとで岸本さんの更なる成長が楽しみです。
GOM INTERNET GROUP 陸上部

GOMインターネットグループは2016年4月1日に陸上部を創設され競技生活を支援し、引退後のセカンドキャリアも充実しているそうです。
↓2023年元旦に行われたニューイヤー駅伝の1区順位では1位がGOMインターネットグループでした。
↓2023年の総合結果は5位でしたが、実業団36チームある中でかなりの好成績です。

ちなみに2022年9位、2021年9位、2020年5位と言う記録でした。
岸本大紀のプロフィール・陸上歴

名前:岸本大紀(きしもとひろのり)
出身地:新潟県
生年月日:2000年10月7日(2023年時点22歳)
身長:172cm
体重:55kg
種目:中・長距離走
大学:青山学院大学
陸上を始めたのは小学2年生の時からで、地元の陸上ジュニアクラブで中距離走を始め、小・中・高とそれぞれ陸上部で活動しました。
新潟県高校総体陸上の記録
1500m決勝では高校2・3年共に優勝
5000m決勝では高校3年連続優勝
高校3年の時に新記録を達成し、数々のずば抜けた記録を残しました。高校2年生の時からは青山学院大学陸上部の原晋監督から監督から熱烈なスカウトを受け続けたそうです。そのことがきっかけで高校卒業後は青山学院大学へ進学しました。
岸本さんが青山学院大学1年(2020年)の時にスーパー1年生として2区を6人抜きし2022年では7区で区間賞を獲得して総合優勝に導いたそうで1年生の時から注目を浴びていたのです。

2023年に行われた箱根駅伝の復路メンバーについて、各大学が当日エントリー変更が発表され、前回の箱根駅伝で7区の区間賞だった岸本大紀さんを9区に起用され、歴代2位の区間賞を取りました。

岸本さんが走った9区の区間賞新記録をとっているのは同期の中村唯翔さんです。中村さんが出した記録に対して12秒及ばなかったです。
中村さんは去年9区を走り好成績を残したものの今回は走れず9区の付き添いとしてサポートに回った。↓岸本選手と中村選手の写真です。
箱根駅伝はいろんなドラマがあり、応援している皆さん目が離せませんでしたね。
箱根駅伝で順位を1つでも上げるのはかなり厳しい中5つも上げたことは岸本さんがとてつもなく速いことが分かります。
↓その時の岸本さんの走りがこちらです。さすが『駅伝男』実力を発揮されました。
青学・復路メンバー
岸本大紀さんが出た復路のメンバーの紹介をします。
🎽 第99回 #箱根駅伝 🎽
— 青山学院大学 (@AoyamaGakuinU) January 2, 2023
🏃🏃区間エントリーメンバー発表🏃🏃
6区 西川魁星(4年)
7区 佐藤一世(3年)
8区 田中悠登(2年)
9区 岸本大紀(4年)
10区 中倉啓敦(4年)
🎽応援よろしくお願いします🎽#ピース大作戦 #箱根駅伝 #箱根 #青学駅伝 #大学駅伝 #駅伝#青山学院大学 #青学 pic.twitter.com/6QeHG8B0Dg

6区のコースがで一気に順位が落ち、復路中盤は優勝候補から外れるが9区の岸本さんで優勝候補に復活しました。青山学院大学に光を当てた瞬間でした。
区間賞には十二秒届かなかったが、歴代で2位、自身2度目の区間記録に輝き、最後の箱根駅伝を締め括りました。

今回の箱根駅伝で一番盛り上がったのはやはり青山学院大学だったのではないでしょうか!岸本さんも引き続き社会人ランナーとして活躍されると思いますので、今後の活躍がたのしみです。
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